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プロ選手合同トレーニングキャンプ レポート

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【プロ選手合同トレーニングキャンプレポート】

 

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6/21・21の土日を利用して、玉川大学内のトレーニングルーム、体育館にて
Tamagawa Training Camp 2014 supproted by UPSETが開催されました。株式
会社PHYSIOFLEXの代表取締役である井上亮馬氏の渾身の企画です。


NBL、bjの国内トップ両リーグから、また、新設された3×3 PREMIREリーグ
や、3×3日本代表経験のある選手など、様々なプレイグラウンドから多彩な
顔ぶれが集まりました。


選手の中には、既に2014-15年シーズンの所属チームが決まっている選手や、
契約交渉中の選手、チームと練習生契約を交わしており、プロの舞台を目指す
選手、元トップリーグ選手でもう一度トップリーグに返り咲きをしたい選手な
どもおり、リーグだけではなく立場や状況もそれぞれです。当たり前のことで
すが、一人一人、置かれている状況が異なります。それでも共通するのはアス
リートの持つ、自己成長への強いモチベーションであったと推察します。

また、関東近郊だけではなく、東北、四国、九州からも選手が集まったのも印
象的でした。初日の集合は8:30に小田急線の玉川学園前駅。集合時間の15分前
には筋肉隆々の大男たちが改札近くのベンチに集まり、再会を楽しみ、談笑する
姿は圧巻でした。

 


■初日の模様

 

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初日となった、21日は、bjリーグ 琉球ゴールデンキングスで5年間に渡りストレング
ストレーナーとして活躍された大城英稔氏(CSCS)とバスケットボール選手の傷害ケア
のスペシャリスト島袋彩乃氏(柔道整復師)とストレングストレーニングのセッション
を実施。

 

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休憩中は、本プロジェクトの協賛でもある「まなぶ鍼灸治療院」院長の樋口氏の治療な
どでカラダのケアも行い、午後のセッションへ備えます。


休憩を挟み、午後からは引き続き、大城氏のフロアコンディショニングを実施。

「この時間は、選手の頭とカラダの協調性を高めるためのプログラムを行いました。選手
が頭でイメージする動きを実際のプレイの動きへ移行するためのものやバスケットボール
動作に有効な最大パワーの生み出し方、ペイントエリア内で数名の選手が「なんでもあり」
の状況下でシュートを決める、というメンタルの強さ・当たり負けしない強さを身につけ
るためのドリルなどを行いました。

選手の様子としては、結構難易度の高いこともあったので、バスケットと違って上手く出来
ないことにモヤモヤしている選手もいました。ただ、やはり彼らはアスリートなので適応が
とてもうまかったです。大城氏の見本を見て、すぐ再現できるプロ選手もいました。そこは
もともと備わった才能だと思います。スポーツ選手に欠かせない能力「コピー能力」ですね」
(井上氏談)

 

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その後、プロ対大学生のピックアップゲームが実施され、大学生とプロ選手が対峙します。

 

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■2日目の模様

 

元安コーチによる指導

 

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2日目の予定はスキルトレーニングとピックアップゲームとなります。午前のスキルトレーニ
ングでは玉川学園の高校生チームとプロ選手が合同で元安陽一コーチから指導を受けました。


プロの現場で実際に行われている練習を、プロ選手も同じコートで実施する中で高校生も体
験。高等部のバスケットボール部の選手には高校からバスケットを始めた選手もいるようで
す。この前日にも、高校生は元安コーチによる指導を受けています。

 


バイオメカニクス、運動生理学や、コーチング科学を早稲田大学、同大学院で学び、様々なア
プローチからバスケットボールを探求されている博識な若手コーチです。bjリーグのコーチ時
代より、様々なクリニックを担当し、先日には日本バスケットボール選手会のスキルワークア
ウトのセッションも担当されました。元安コーチは、クリニックやワークアウトでプログラム
を作成するときには「何を選手に伝えたいか、身に付けてもらいたいか」を重視して内容を構
築されています。

 

この最近では一貫して「身体感覚を高めること」と「空間認知を正確に行うこと」に取り組ま
れている。勿論、プロにはプロのレベルで。小学生には小学生のレベルでの内容もコントロール
します。現在、国内でも普及しているコーディネーショントレーニングに近い概念を持つようで
すが、元安コーチの中では、少し違った角度からアプローチをし、たとえば、シュートの練習を
していないのにシュートが上手くなるような、パス練習のように見えて、実はシュートにもドリ
ブルにも繋がるようなプログラムの探求にも取り組まれています。

バスケットボールを通じて様々な能力を開発する事で、バスケット選手がセカンドキャリアとし
て別のスポーツでも活躍できるような事もイメージされているようです。

バスケットボールのスキルアップだけではなく、身体の根本的な感覚を研ぎ澄ますトレーニング
を2日連続で行うだけではなく、同じコートでプロ選手が同じように難易度の高いトレーニングに
取り組んでいる姿を視覚で捉えて、息吹を感じ、自分も負けじとトレーニングに取り組む。プロ
のバスケットボール選手を目指している選手だけではなく、別の道を志している中でバスケット
ボールに取り組んでいる選手、まだ将来の進む方向性が決まっていない選手にも、今後の人生の
刺激となる空間になったのではと思います。

 

大学生とプロ選手のピックアップゲーム


スキルトレーニング後、前日に引き続いて玉川大学の男子バスケットボール部の選手も合流。こ
の日もプロ選手とのピックアップゲームに取り組みました。

 

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「大学生メンバーは昨年とさほど変更はなく、今回はプロを食ってやろうという気迫も感じられ
ました。オフでコンディションがまだ万全とはほど遠いとはいえ、プロにガンガン挑む姿は見て
いる僕も興奮しました。が、やはり最後はプロが底力を見せてくれました。

ある選手の言葉にもありましたが、昨年は「プロを食ってやる」というような向かってくる気
持ちがあまり感じられなかったと。学生はプロ選手に怪我をさせてはいけないという気持ちも
あったのかもしれません。今回の企画でも大変お世話になった玉川大学の林監督にも、その旨を
伝えました。プロ選手としては、もっと挑んで欲しいという事も選手から伺いました。今回、プ
ロ対大学生のゲームでは、プロ2チーム、学生2チームでピックアップゲームを行いましたが、初
日は午前中のトレーニングの影響などでコンディションが上がってこないプロ選手がおされる場
面が少なからずあり、玉川大学のビックプレイにはコートサイドから歓声が起こる事も。


昨年とは異なり、完全に勝ちにきている気持ちを感じました。その際、元安コーチからもプロ選
手に対して

『万が一学生に負けるようなことがあったら、今日この試合をSNSなどで広められるぞ。プロに
勝った、と。みんなは『プロ』なんだから、オフシーズンでコンディションが云々、午前のト
レーニングの疲労云々言い訳をせずに学生を圧倒しなければダメだ!と。』

と厳しい言葉も有り、選手を鼓舞。そのおかげもあってか、当日に集まってメンバーを組んだ
チームと言う事情があるにせよ、2日目の試合では学生を圧倒する形のゲームになり、プロの貫
録を見せたというところでしょう。厳しい競争を勝ち抜き、ピラミッドの頂点に辿り着いたプロ
選手の底力を感じました」

 

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■活動の背景

 

本イベントは、株式会社PHYSIOFLEXの代表取締役である井上亮馬氏の長年に渡る構想が具現化さ
れた企画です。また、理念に賛同する各分野のプロフェッショナルが結集する事で実現しました。


また、会場となった玉川大学でも、プロ選手が切磋琢磨できる環境を整備する事と同時に、同学
園の大学生選手、高校生選手に「プロ選手の取り組みを体感できる」機会を創出する事での学び
の機会を作ろうとする意思を感じました。

 

余談ですが、バスケットの普及に情熱を注ぐ各地のコーチも東京都町田市にある玉川大学に集結
し、参加コーチ、及び、選手らとコミュニケーションを取る姿も見て取れたようです。

 

国内リーグの統一問題や、国際バスケットボール連盟からの注意勧告など、バスケットボールを
取り巻く話題には厳しい話題が続きますが、草の根の良好なコミュニケーションが成長速度を
加速させる下地の一つであると考えています。選手だけではなく、見学者の方にとっても有意義
な時間となっていれば、主催関係者一同、喜びの限りです。

 

幼稚園から大学まで幅広い学生を抱える玉川学園、体育館の目の前のグラウンドでも青々とした
人工芝でサッカーの練習に励む小学生の選手がいました。玉川学園では、運動会などで全てのカ
テゴリーが一同に介する催しもあるようです。緑豊かな学園の日常の中に、豊かな人間関係が構
築され、豊かな人間性が育まれているであろう事を感じました。

このような背景もあり、通常の学生よりも、幅広い世代との交流をする機会は多いのかもしれま
せんが、歩んできた道や、バスケットボールと言う一つの競技を通じて、選手、トレーナー、メーカ
ー、ディレクターが集まり、異分野同士で交流をする事が、高校生や大学生のお役にたてるので
あれば嬉しい限りです。一メーカーの人間として、このような素敵なプロジェクトに協賛と言う
形で関わらせて頂けたご縁にも改めて感謝申し上げます。是非、全国でバスケット振興に情熱を
注がれている方がいらっしゃいましたら、今回のような形も一例として、是非、ご参考にして下
さい。是非、企画を実施する際には、弊社までご一報を宜しくお願い致します(笑)。

担当
株式会社UPSET
営業部 片岡
kataoka@www.upset-emg.com

 

また、今回、イベントを実施するに当たり、人や物が動けば、それだけ費用が掛かる
のは世の常です。イベント実施費用の一部について、神奈川県川崎市にある「まなぶ
鍼灸整骨院」の樋口睦院長がスポンサードして下さり、参加選手については無料でト
レーニングキャンプの受講が可能となりました。(樋口氏ご自身もバスケットボール
選手で)バスケットへも造詣が深い治療家様です。是非、ご活用ください。

 

http://manabu-vital.com/

 


今年で第2回となった合同トレーニングキャンプ。今後は、bjリーグ、NBLのプロリーグを目指して
トライアウトを受験する選手向けのトレーニングキャンプも企画準備中です。それも、トライアウ
トの直前に付け焼刃的にトレーニング指導をするのではなく、半年~1年前の段階からプロレベル
に到達する為の必要なトレーニングや身体能力を実感できるようなプロジェクトです(こちらは有
料開催と予定しています)。

 

是非、こちらの活動も合わせてご注目下さい。

 

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TTC 2014 supported by UPSET

参加選手一覧(所属は12-13年。略称)


福田幹也 (富山グラウジーズ)
菅原洋介 大阪エヴェッサ)
早川大司 (大分ヒートデビルズ)
及川啓史 (11-12年 D-RISE)
石井講祐 (千葉JETS)
伊藤拓郎 (東京サンレーヴス)
佐藤優樹マクファーレン (東京サンレーヴス)
武井修志 (海外リーグなど多数)
一色翔太 (千葉JETS)
原穀人  (青森ワッツ)
小林大起 (新潟アルビレックBB)
翁長明弘 (つくばロボッツ)
池田千尋(平塚Connections)
津川隆治 (東京オーシャンズ)
松岡錬  (高松ファイブアローズ練習生)


(順不同)

 

サポートスタッフ

元安陽一 スキル指導(13-14 東京サンレーヴスAC)
大城英稔 ストレングスコーチ
島袋彩乃 柔道整復師
五十嵐清  鍼灸あマ指師
知念穣   ストレングスコーチ


主催:株式会社 PHYSIOFLEX
代表取締役 井上亮馬


協賛:
玉川大学バスケットボール部
株式会社UPSET
まなぶ鍼灸整骨院
ELITE Basketball Club(株式会社PHYSIOFLEXにて
事業予定のジュニア対象バスケットボールスクール)
大塚製薬

 

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