Article
ブログ記事

韮崎スピリッツ、米軍基地遠征。NEXTLEAGUEの現在地

投稿日
更新日
カテゴリー

韮崎スピリッツ、米軍基地遠征。NEXTLEAGUEの現在地

 

横田レフリー.jpg

 

全国各地に存在するプロチームが進める競技の普及


FIBA(国際バスケットボール連盟)からの勧告や、プロチームの経営難によって
揺れに揺れている日本バスケットボール。その問題の一つでもある国内のトップ
リーグ問題。リーグの統合は勿論だが、まだまだ、チーム経営を取りまく環境に
ついて問題は多いのが現状である。

とはいうものの、NBL、NBDL、bjリーグ、bjチャレンジリーグを含めると、全
国各都道府県にバスケットボールを事業の中心に据えてプロチームとして
活動するチームが全国各地に増え、決して、他のプロスポーツのように数は
多くはないが、地域住民の方々と共に歩みを進め、バスケットボールの普及、
スポーツを通じた豊かな社会づくりを推し進めている。


現時点では、全国47都道府県がある中で、プロバスケットボールチームのない
都道府県を数えるほうが容易です。例えば、福井、山梨、岐阜、三重、岡山、愛
媛、徳島、佐賀、高知、長崎、宮崎(シャイニンズサンズの消滅に伴い)、石川な
どがそうです。ただし、石川と長崎は、bjリーグへの参入をする方向で正式にプレス
リリースもされている。


プロチームの存在する地域では、各チームのプロモーションや、社会貢献活動の
一環として地域を巡回してのクリニックやバスケット教室によってバスケットボール
を取り巻く環境が整備されつつある。


学校体育による活動が中心であった中学校世代のバスケットボールも、クラブチームに
よる試合を展開するbjリーグカップや、他の運営母体によって開催される大会により、
10年前の競技環境に比べると、格段の進化を遂げている。

 

山梨県のバスケットボール、NEXTLEAGUE


それでは、プロバスケットボールチームが存在しない地域ではどうなのか。

今回、横田基地の米軍基地チームへと交流戦に挑んだ韮崎スピリッツは山梨県の
クラブチームです。山梨県では、WJBLに所属していたチームが活動規模の縮小を
し、現在は関東実業団連盟でプレーをし、再びトップリーグへの返り咲きに向けて
足取りを進めているが、男子のトッププロチームは存在しないのが現状です。

そんな中、韮崎スピリッツの所属する山梨県バスケットボール連盟では、山梨県の
バスケットボールを強くしたいという想いを持つ人々を中心に、NEXTLEAGUEという
有志団体を設立。代表者である森田氏を中心に、関東各都道府県との交流を進め、
県内バスケットボールの強化に取り組んできた。


最初のアプローチは、社会人チームのレベルアップ。体育館や審判を山梨県側が
用意をし、山梨県根の遠征を誘致。埼玉県、東京都、長野県、千葉県と隣接する都
道府県の強豪チームを招待し、定期的な交流試合を実現。これがNEXTLEAGUEの主たる
活動として2013年1月にスタートし、これまで、定期的に開催されてきた。

また、このような活動を実施するには、選手同士の繋がり、人間同士の繋がりが
必要不可欠。SNSなどを活用し、全世界、全国の何処の人とでもコンタクトを取ろうと
思えば取れる時代であるが、森田氏は足を運ぶことに労を惜しまず、積極的に
他地域との連携強化に取り組んできた。茨城県で開催されているBONESCUPにも
片道3時間以上を掛けて、参戦。あまりにも遠い為、参加選手が集まらず、1回戦
敗退という憂き目に遭う事もあったが、まずは自分たちが他地域へ足を運ぶことで
より人間的な交流を進め、次への足掛かりとしてきた。

 

山梨県バスケットボールから関東地区で1、2を争う強豪チームを輩出するという
目標には現時点でも至らず、森田氏もこだわる結果については、もどかしい思いも
あるようである。

「『結果』が出ていないので、手応え、実感に関しては正直まだ感じれてません。
だからまだやり続ける事が必要かと思ってます。」

NEXTLEAGUEの最初のアプローチでもある社会人バスケットチーム競技のレベルアップ
に向けて、語気も強い。

yamanashi.jpg

 

育成世代へのアプローチ


NEXTLEAGUEの特徴は、社会人世代の強化で培った人脈や、それを運営する中で培った
組織力を活用し、多世代へとプロジェクトを展開している事も特徴である。

過去には、佐古賢一氏(現NBL広島ドラゴンフライズHC)、節政貴弘氏らの元日本代表
選手によるクリニック(ジュニア世代を対象)、海外独立リーグなどの経験が豊富な
講師を招いてのクリニック、そして、また、ストリートバスケットリーグSOMECITYの
山梨開催など、育成、強化、エンターテイメントの部分で、あらゆる世代、あらゆる
ジャンルを網羅して、山梨県に新しい機会をもたらし続けている。また、現在、活動を
通じて得た経験を生かし、他地域の成功モデルを参考に、個人スキルの向上に重点を
置いたスクール事業の展開も準備中との事である。着々と、歩みが進んでいる。


「設立当初は自分がいるクラブチームしか考えていませんでした。縁があり色々な方々
と会い、様々な経験をさせて頂く中で、子供達への関心・興味が高まりました。現在は、
2015年4月スタート予定でスクールを開くために現在準備中です。そこから山梨県のバス
ケットボールを底上げしていきます。」

 

 

NEXTLEAGUEの次なる目標

 

山梨県のバスケットボールを強くする想いを持ち、着々とプロジェクトを進めている
NEXTLEAGUEであるが、まだまだ、関係者には達成感は少ない。というのも、NEXT LEAGUE
にしても、SOMECITY YAMANASHIにしても参加しているのは、山梨県のバスケットボール愛好
家の中の一部でしかなく、ほぼメンバーも同じというのが現状のようだ。自分達の創り出して
いる世界の価値を高める事と同様に、自身の経験を生かし、少しでも良い山梨県のバスケット
ボールを作り出すことに情熱を燃やしている。


「一歩踏み出せば自分のバスケの世界が広がるし、成長にも繋がると思います。そんな環境を
地元である山梨でより多く作っていきたいと思ってます。」


さて、そんなフットワークの軽いNEXTLEAGUEの面々、及び、森田氏の所属する韮崎スピリッツの
メンバーが食いついたのが米軍・横田基地との交流戦である。これまでにも、関東各県の一部の
クラブチームを中心に練習試合などは行われてきたが、UPSET、WSBA、そしてコーディネーターの
TOSHI氏などにとって埼玉県バスケット連盟に所属する宮城クラブが交流戦を実施していたのを
見聞きすると、韮崎スピリッツも強い関心を示した。

「個人的にも、チームとしてもNEXT LEVELを常に求めてます。そして色々なバスケを体感してみた
いという想いがあります。そんな中、埼玉の宮城クラブと横田WARRIORSの試合の情報を聞いて興味
を持ちました。実際に試合をし、上手いというよりも、強さを感じました。試合では、リバウンド
の差で点差が付いてしまいました。またリベンジをしたという強い気持ちも持っています。

また、基地内の街の雰囲気や、フードコートなど、日本との違いを感じ、とても楽しめました」

 

横田4.jpg

横田1.jpg

韮崎スピ 森田.jpg

横田 選手.jpg

横田2.jpg

(photo by WSBA )

韮崎スピリッツ、及びNEXTLEAGUEは、今回の交流戦だけではなく、山梨県のバスケットボール
の底上げをしようと取り組む中で、未来を描き、自らの意思を伝え、新しい環境を恐れず、自ら
飛び込んでいく事で、様々なチャンスや機会を掴んできた。

是非、米軍基地チーム、基地内のジュニアチーム、高校生世代のチームへと挑戦をしたい方々に
ついては、積極的にお問合せ下さい。


問合せ先
UPSET 片岡
kataoka@www.upset-emg.com
07050249827

 

協力

WSBA http://wsbacademy.wix.com/official

交流戦説明ページ http://wsbacademy.wix.com/official#!game/c153k

TOSHI(コーディネーター)

to-top