第4回 全日本社会人O−40 バスケットボール選手権大会で『STU-PID』が準優勝

新型コロナウィルスの影響により、様々なカテゴリーでのバスケットボール活動にも大きな影響が出ています。これまで、余暇の時間を活用しバスケットボールに励まれていた方々も、競技から離れられたケースも多いのではないでしょうか。

そんな中、2021年11月27日(土)~29日(月)に開催された「第4回 全日本社会人O−40 バスケットボール選手権大会」(開催地:三重県/伊勢市・三重県営サンアリーナ)にて、千葉県代表として出場された「STU-PID」様が準優勝という戦績を残されました。

同チームは、以前、弊社で「フルオーダー昇華リバーシブル」を製作していただいておりました。また、弊社が特別協賛を務めておりました「BONESCUP」でも優勝実績があり、弊社より優勝記念Tシャツもプレゼントしております。

UPSETでは、”Shape your imagination. そのイマジネーションを形に・・・”をスローガンとしています。「お客様が自由自在にウェアを思い描き、それを実際に着用したい」という想いをUPSETが実現する事を企業として大切にしています。また、実際にウェアを着用するときにも快適に着用いただきたく、生地の素材やプリントの発色の鮮明さなどにもこだわっています。また、特徴的なチームをされているチームの背景等を紹介する事を通じ、新しい繋がりや、既存の関係者との関係性の質を高めることに寄与し、よりよいスポーツ界、よりよい社会づくりにも貢献できればと考えています。

同チームの歴史は約20年。元々は、学生時代の部活動の仲間でチームを発足したのがスタートだといいます。以前にお伺いした記事、及び、第4回 全日本社会人O−40 バスケットボール選手権大会での準優勝を記念し、千葉県バスケットボール協会に寄せられた寄稿文を掲載します。
※掲載許可あり。当時の制作ウェア「UPSETフルオーダー昇華ゲームウェア」※トップスのみ、パンツのみの制作も可能です。

不運と幸運

コロナ禍のままスタートした今シーズン。
スタート当初は、大会の実施も不透明、練習場所の確保も困難で、いったいどうなることかと思っていたが、最終的には過去最高の成績を残して終えることができた。
日本一になれなかった悔しさはあるけど、今シーズンのバスケを最後までやりきれた達成感もあり、今は複雑な思いがチームに蔓延している。

振り返ってみれば、今シーズンは不運と幸運の連続だった。
長いことバスケを続けてきたが、こんなに感情の浮き沈みが激しかった年はない。
怪我による選手の離脱(腰椎椎間板ヘルニア、アキレス腱断裂、のちに、鼻骨骨折、肉離れ・・・)が相次ぎ、高齢者がストイックにバスケすることの難しさに直面したかと思えば、千葉県予選の開催で試合できることの喜びを痛感・・・。
関東大会の中止を受けて奈落の底に突き落とされたかと思えば、奇跡の全国大会当選によって、自分たちが幸運であることを知った。
チームが勝つために、皆が悩んで、考えて・・・。
勝って、勝って、また勝って・・・最後の最後で負けた・・・。
本当に慌ただしい1年だった・・・。

20年も昔、市原の地元仲間で気まぐれに作ったこのチームが、数々の変革を経て、ここまで成長できた・・・これは、選手・スタッフだけの功績ではない。
チーム関係者、家族、卒業していった選手、千葉県・市原市バスケットボール協会の方々、練習相手になってくれた選手たち、ライバルチーム、大会主催・運営に携わってくれた方々、多くの関係者の皆様に感謝の思いを伝えたい。
いつまでバスケが続けられるのか、自分たちでもよく分かっていないけど、関わってくれた全ての人をリスペクトし、自分たちが恵まれたチームであることを感じながら、楽しく走っていけたら良いと思う。

最後に、このような記事を載せていただけることに感謝いたします。
本当にありがとうございました。

                                                                    STU-PID 代表 牧野 英一

<参考>

BONESCUPの優勝チームには大会協賛企業であるUPSET社より優勝記念Tシャツが表彰品として贈呈されます。新デザインでのs写真と共に優勝チームを紹介していきます。

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第14回 BONESCUP
男子優勝 STU-PID

千葉県市原市を拠点として活動するクラブチーム。2003年に発足し、今年で12年目を迎える老舗チーム。

チーム名の由来は、いわゆる、「バスケ馬鹿」という愛すべき競技愛が派生してのSTU-PIDと思われがちだが、実際には、新チーム発足の為の話し合い(実際は居酒屋での地元仲間同士での飲み会)に端を発するという。気の置けない仲間と馬鹿話(お酒、仕事の話、女性の話)を楽しんだ末に、「俺ら、本当に馬鹿だよな~、馬鹿だからバスケチームもSTU-PIDで良くないか?」という由来があるとの事。

かと思えば、別の主要メンバーに証言によれば「SuperStupid」というロックバンドからのチーム名の引用という説もあり、実際の由来は明らかにされていない。

さて、STU-PIDの試合を一度でも見た事のある人であれば感じる事であると思うが、とにかく賑やかで、バスケットボールを心から楽しんでプレーする事が最大の特徴。代表者の牧野英一氏の温かく、懐の深い人柄や、仲間のボケを見逃さないキレのある突っ込みの積み重ねもあってか、個性のある選手が揃う中でも抜群のチームワークを見せて織りなすオフェンスは破壊力抜群。

かと思えば、優勝が本命視された大会でも、優勝を期待する声をを裏切り、面白いぐらいに爆発力が鳴りを潜め、途中で敗戦してしまう事もある。チーム名の由来に対する見解の違いではないが、危うさと、爆発力の両面を備えたスタイルが特徴の一つともいえるのかもしれない。

<STU-PIDメンバー一覧>
(順不同、敬称略)
高島
永吉
下中
中川
森田
石川
武井
水谷
伊藤

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